Google Pixelシリーズ

Google Pixel(通常モデル)シリーズのスペック・サイズ・価格を比較

Google Pixel(通常モデル)のスペック・サイズ・価格を比較

Google Pixelは、Googleの画像処理や音声機能、Androidとの連係が特長のスマートフォンです。日本では2018年にPixel 3が発売され、その後も通常モデルのラインアップが続いています。

世代が進むにつれて、画面やカメラ、プロセッサ、充電機能などが変わってきました。一方で、本体のサイズや重量は世代ごとに異なり、新しい機種ほど大きく重くなるとは限りません。

今回は、Google Pixel 3からGoogle Pixel 11までの通常モデル9機種を、スペック・サイズ・重さ・発売時価格で比較して紹介したいと思います。aシリーズ、XL、Pro、Pro XL、Foldは比較対象に含めていません。

※価格は、日本のGoogleストアでの発売時価格(税込)です。下取りやポイント還元、通信契約に伴う割引は含まず、現在の販売価格とは異なります。OSと国内ストレージは発売時の情報です。バッテリー容量は標準値を基本とし、容量だけで実際の駆動時間の優劣は判断できません。

Pixel 3〜11の国内発売日と発売時価格一覧

機種国内発売日国内発売時のストレージ発売時価格(税込・容量順)
Google Pixel 32018年11月1日64GB/128GB95,000円/107,000円
Google Pixel 42019年10月24日64GB/128GB89,980円/103,950円
Google Pixel 52020年10月15日128GB74,800円
Google Pixel 62021年10月28日128GB/256GB74,800円/85,800円
Google Pixel 72022年10月13日128GB/256GB82,500円/97,900円
Google Pixel 82023年10月12日128GB/256GB112,900円/122,900円
Google Pixel 92024年8月22日128GB/256GB128,900円/143,900円
Google Pixel 102025年8月28日128GB/256GB128,900円/143,900円
Google Pixel 112026年8月20日256GB/512GB136,800円/156,800円

Pixel 5とPixel 6は、最小容量モデルの発売時価格が74,800円でした。その後は価格帯が上がり、Pixel 9とPixel 10は128GBモデルが128,900円で登場しています。

ただし、Pixel 11は256GBからの構成です。Pixel 10と同じ256GBで比べると、発売時価格はPixel 10が143,900円、Pixel 11が136,800円で、Pixel 11の方が7,100円低くなっています。

最小価格の数字だけで値上げ・値下げを判断せず、保存容量もそろえて比較すると、世代ごとの位置づけが分かりやすくなります。

Pixel 3・4・5のスペック比較

Pixel 3からPixel 5までは、QualcommのSnapdragonを搭載しています。Pixel 4は望遠カメラと顔認証、Pixel 5は5Gと超広角カメラなど、世代によって重視する機能が異なります。

項目Google Pixel 3Google Pixel 4Google Pixel 5
発売時OSAndroid 9Android 10Android 11
プロセッサSnapdragon 845Snapdragon 855Snapdragon 765G
メモリ4GB6GB8GB
国内ストレージ64GB/128GB64GB/128GB128GB
ディスプレイ5.5インチOLED5.7インチOLED6.0インチOLED
解像度2,160×1,080ピクセル2,280×1,080ピクセル2,340×1,080ピクセル
最大リフレッシュレート60Hz90Hz90Hz
背面カメラ1,220万画素広角1,220万画素広角+1,600万画素望遠1,220万画素広角+1,600万画素超広角
前面カメラ800万画素×2(標準・広角)800万画素800万画素
バッテリー容量2,915mAh2,800mAh4,080mAh
5G非対応非対応対応
生体認証背面指紋認証顔認証背面指紋認証

Pixel 3は前面に2つのカメラを備え、広い範囲を収める自撮りに対応していました。Pixel 4では背面に望遠カメラが加わり、Pixel 5ではその構成が広角と超広角に変わっています。

同じ2眼カメラでも、Pixel 4は遠くの被写体、Pixel 5は広い風景や集合写真を撮る際に役立つレンズを備えています。カメラの数だけでなく、レンズの種類も比較のポイントです。

Pixel 6・7・8のスペック比較

Pixel 6からは、Google独自のプロセッサ「Google Tensor」が採用されました。Pixel 6とPixel 7は最大90Hz、Pixel 8は最大120Hzの表示に対応しています。

項目Google Pixel 6Google Pixel 7Google Pixel 8
発売時OSAndroid 12Android 13Android 14
プロセッサGoogle TensorGoogle Tensor G2Google Tensor G3
メモリ8GB8GB8GB
国内ストレージ128GB/256GB128GB/256GB128GB/256GB
ディスプレイ6.4インチOLED6.3インチOLED6.2インチActua OLED
解像度2,400×1,080ピクセル2,400×1,080ピクセル2,400×1,080ピクセル
最大リフレッシュレート90Hz90Hz120Hz
背面カメラ5,000万画素広角+1,200万画素超広角5,000万画素広角+1,200万画素超広角5,000万画素広角+1,200万画素超広角
前面カメラ800万画素1,080万画素1,050万画素
バッテリー容量4,614mAh4,355mAh4,575mAh
5G対応対応対応
生体認証画面内指紋認証画面内指紋認証・顔認証画面内指紋認証・顔認証

Pixel 8は、Pixel 6やPixel 7に比べて本体が小さく軽くなっています。また、超広角カメラを使ったマクロフォーカスに対応し、花や料理などに近づいて撮影できる点も違いです。

3機種の背面カメラは同じ画素数ですが、センサーや撮影機能、画像処理には違いがあります。画素数が同じだからといって、写真や動画の仕上がりまで同じというわけではありません。

Pixel 9・10・11のスペック比較

Pixel 9以降はメモリが12GBになり、通常モデルでも大容量のメモリを備える構成になりました。Pixel 10では広角・超広角・望遠の3眼カメラが採用されています。

項目Google Pixel 9Google Pixel 10Google Pixel 11
発売時OSAndroid 14Android 16Android 17
プロセッサGoogle Tensor G4Google Tensor G5Google Tensor G6
メモリ12GB12GB12GB
国内ストレージ128GB/256GB128GB/256GB256GB/512GB
ディスプレイ6.3インチActua OLED6.3インチActua OLED6.3インチActua OLED
解像度2,424×1,080ピクセル2,424×1,080ピクセル2,424×1,080ピクセル
リフレッシュレート60〜120Hz60〜120Hz60〜120Hz
ピーク輝度最大2,700ニト最大3,000ニト最大3,000ニト
背面カメラ5,000万画素広角+4,800万画素超広角4,800万画素広角+1,300万画素超広角+1,080万画素望遠4,800万画素広角+1,300万画素超広角+1,080万画素望遠
前面カメラ1,050万画素1,050万画素1,050万画素
望遠レンズなし光学5倍光学5倍
超解像ズーム最大8倍最大20倍最大30倍
バッテリー容量4,700mAh4,970mAh4,985mAh
生体認証画面内指紋認証・顔認証画面内指紋認証・顔認証画面内指紋認証・顔認証

※3機種とも5Gに対応しています。超解像ズームは画像処理を組み合わせる機能で、光学ズームの倍率とは異なります。

Pixel 9は高画素の超広角カメラ、Pixel 10とPixel 11は光学5倍の望遠カメラが比較のポイントです。広い風景や近接撮影を重視するか、離れた被写体を撮ることが多いかによって、注目する機能が変わります。

Pixel 11はPixel 10と同じ画素数のカメラ構成ですが、広角カメラのセンサーなどが変更されています。撮影機能や画像処理も含めて比較し、画素数だけで機種を選ばないようにしましょう。

歴代Pixelのサイズと重さを比較

機種本体サイズ重量
Google Pixel 3高さ145.6×幅68.2×厚さ7.9mm148g
Google Pixel 4高さ147.1×幅68.8×厚さ8.2mm162g
Google Pixel 5高さ144.7×幅70.4×厚さ8mm151g
Google Pixel 6高さ158.6×幅74.8×厚さ8.9mm207g
Google Pixel 7高さ155.6×幅73.2×厚さ8.7mm197g
Google Pixel 8高さ150.5×幅70.8×厚さ8.9mm187g
Google Pixel 9高さ152.8×幅72×厚さ8.5mm198g
Google Pixel 10高さ152.8×幅72×厚さ8.6mm204g
Google Pixel 11高さ152.8×幅72×厚さ8.6mm197g

今回の9機種では、Pixel 3が148gで最も軽く、Pixel 6が207gで最も重いモデルです。Pixel 5は6.0インチの画面を備えながら、高さ144.7mm、重さ151gに収まっています。

Pixel 6からPixel 8までは段階的に小さく軽くなり、Pixel 9〜11は高さと幅が同じです。ただし、厚さや重量には違いがあり、Pixel 11はPixel 10より7g軽くなっています。

片手で使うことが多い方は、画面サイズに加えて本体の幅を確認するとよいでしょう。実際にはケースの厚みやカメラ部分の出っ張りも持ちやすさに影響するため、可能であれば実物で確かめることをおすすめします。

歴代モデルで変わった主な機能

Pixel 6からGoogle Tensorを採用

Pixel 3〜5はSnapdragon、Pixel 6以降はGoogle Tensorを搭載しています。Google Tensorは、Pixelの画像処理や音声処理、AI機能などを支えるプロセッサです。

ただし、対応するAI機能は世代によって異なります。同じ名称のサービスでも、地域・言語・年齢・アカウント・契約などによって利用条件が変わる場合があるため、使いたい機能を個別に確認しましょう。

望遠カメラの有無は世代順に増えたわけではない

Pixel 4には望遠カメラがありますが、Pixel 5〜9の通常モデルには望遠レンズがありません。Pixel 10とPixel 11では、広角・超広角に光学5倍の望遠カメラが加わりました。

子どもの行事や旅行で離れた被写体を撮る方は、望遠レンズの有無が選ぶ際のポイントになります。超解像ズームと光学ズームは仕組みが異なるため、最大倍率だけで比較しないことが大切です。

ワイヤレス充電は全機種に対応、Pixel 10からPixelsnapを採用

今回のPixel 3〜11は、すべてワイヤレス充電に対応しています。ただし、対応する充電規格や最大出力は機種と充電器の組み合わせで異なります。

Pixel 10は最大15WのQi2対応Pixelsnap、Pixel 11は最大25WのQi2.2対応Pixelsnapを採用しています。マグネット式アクセサリーを使いたい方や充電器を買い替える方は、対応機種と充電条件を合わせて確認しましょう。

生体認証の方式も世代で異なる

Pixel 3とPixel 5は背面指紋認証、Pixel 4は顔認証、Pixel 6は画面内指紋認証です。Pixel 7以降は画面内指紋認証と顔認証に対応しています。

指紋認証と顔認証の両方を使いたい方は、Pixel 7以降が比較対象です。ただし、顔認証を使えるアプリや認証の範囲は機種によって異なります。

防塵・防水とおサイフケータイは国内モデルの共通点

今回掲載した日本向けの通常モデルは、いずれもIP68の防塵・防水性能とおサイフケータイに対応しています。これらの対応の有無より、カメラや本体サイズ、更新期間の違いが比較の中心になります。

なお、防塵・防水性能は永久には続きません。中古品では修理歴や端末の状態も確認するとよいでしょう。

買い替えではアップデートの残り期間も確認

Googleの現在の案内では、Pixel 3・4・5へのAndroidバージョンアップデートとセキュリティアップデートの提供は終了しています。歴代の仕様を調べる用途と、これから購入する機種を選ぶ用途は分けて考えることが大切です。

Pixel 6とPixel 7は米国Googleストアでの販売開始から5年間、Pixel 8〜11は同販売開始から7年間のOS・セキュリティアップデートの対象です。購入日から5年・7年ではありません。

長く使うために選ぶなら、価格やカメラだけでなく、今後どのくらい更新を受けられるかも確認しましょう。最新の提供方針は、Google公式のアップデート案内で確認できます。

どの世代から買い替えるかで、比較するポイントが変わる

Pixel 3・4・5からの買い替え

更新の提供状況に加え、本体の大きさと重さの違いを確認するとよいでしょう。特にPixel 3やPixel 5からの買い替えでは、比較的新しい機種の多くが重く感じられる可能性があります。

顔認証と指紋認証の両方が必要か、遠くを撮影する望遠カメラが必要かを整理すると、候補を絞りやすくなります。

Pixel 6・7からの買い替え

携帯性を重視するなら、Pixel 8以降のサイズと重量が比較のポイントです。画面の最大リフレッシュレートも90Hzから120Hzに上がっています。

望遠カメラやPixelsnapを使いたい方はPixel 10・11、長期の更新サポートを重視する方はPixel 8以降を中心に、必要な機能と購入時の費用を確認するとよいでしょう。

Pixel 8・9・10からの買い替え

比較的新しい世代を使っている場合は、利用したい機能が増えるかを確認することが大切です。望遠撮影、ストレージ、ワイヤレス充電など、日常の使い方で違いを感じやすい項目から比べると判断しやすくなります。

例えばPixel 10とPixel 11は本体サイズが同じで、どちらも光学5倍の望遠カメラを備えています。新しいという理由だけで決めず、現在の端末で困っている点と、買い替えによって変わる点を照らし合わせましょう。

まとめ

Google Pixelの通常モデルは、Pixel 3〜11の間に、5G、Google Tensor、120Hz表示、望遠カメラ、Pixelsnapなどの機能が加わってきました。一方で、カメラ構成や認証方法、本体のサイズと重さは世代ごとに異なります。

携帯性を重視する方は幅と重量、写真をよく撮る方は超広角・望遠の構成、長く使いたい方はアップデートの残り期間を比較するとよいでしょう。ストレージはPixel 11が256GBからなので、発売時価格も同容量で確認することが大切です。

歴代の発売時価格はシリーズの変化を知る参考にし、購入するときは現在の販売価格や端末の状態も合わせて確認することをおすすめします。

 

-Google Pixelシリーズ