Google Pixel シリーズの比較表
2016年に初代Pixelがリリースされてから、AppleのiPhoneシリーズに対抗するように、Googleから毎年新機種が発表されています。
日本未発売モデルの初代Pixelから始まり、日本初登場のPixel 3シリーズから、最新のPixel 9までと、振り返るとかなりのバージョンがリリースされています。
さらに折り畳み式スマホのPixel FoldもLineupに加わりました。
PixelシリーズはPixel BudsやPixel Watchなど他のアイテムも加わり豊富になってきました。
iPhoneは、そのブランド力とハイスペック、高価格帯で、特に日本では大きなシェアを獲得しています。
しかし、世界レベルではGoogleのAndroid OSが、スマホのOSの7割以上のシェアを占めています。
この優位性を活かすために、Google謹製のスマホとしてPixelシリーズをリリースしていますが、デバイスとしてのシェアはまだまだiPhoneの足元にも及びません。
Pixelシリーズのスペックがどのように変遷してきたのかを見ると、Googleのスマホ市場での戦略も見えてくると思います。
今回は、Pixelシリーズのスペックを一覧表にまとめて比較してみたいと思います。
Pixel 9とPixel 9 Pro のスペック
9代目がPixel 9とPixel 9 Proです。
どちらもCPUがGoogle製のTensor G4を搭載し、バッテリー容量も増えています。
ただ、Pixel9とProについて、カメラとメモリ以外ではスペック的に大きな違いはないようです。
Google Pixel 9 | Google Pixel 9 Pro | |
メーカー | ||
プラットフォーム | Android 14 | Android 14 |
プロセッサー 動作周波数 | Google Tensor G4 オクタコア | Google Tensor G4 オクタコア |
画面サイズ | 6.3インチ 422ppi | 6.3インチ 489ppi |
メインメモリ | 12GB | 16GB |
記録装置 | 128GB/ 256GB マイクロSD: 非対応 | 128GB/ 256GB/ 512GB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン:50M+ 48M フロント:10.5M | メイン:50M+ 48M + 48M フロント:42M |
バッテリー容量 | 4,700mAh | ,700mAh |
サイズ | 高: 152.8mm 幅: 72mm 厚: 8.5mm | 高: 152.8mm 幅: 72mm 厚: 8.5mm |
質量 | 198g | 199g |
指紋認証 | 〇 | 〇 |
顔認証 | 〇 | 〇 |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 |
防水・防塵対応 | IP68 | IP68 |
SIMサイズ | nano SIM+eSIM | nano SIM+eSIM |
値段 | 128,900円 | 159,900円 |
Pixel 8a のスペック
Pixel 8の廉価版にあたるのがPixel 8aです。しかし、CPUがPixel 8と同じGoogle製のTensor G3を搭載しています。
Pixel 7aと比較してバッテリー容量が少し性能がアップしています。また軽量化されています。
Google Pixel 8a | |
メーカー | |
プラットフォーム | Android 14 |
プロセッサー 動作周波数 | Google Tensor G3 2.91+2.37+1.7GHz オクタコア |
画面サイズ | 6.1インチ 2,400 x 1,080pix FHD 430ppi |
メインメモリ | 8GB |
記録装置 | 128GB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン: 64メガ+13メガ フロント: 13メガ |
バッテリー容量 | 4,492mAh |
サイズ | 高: 152.1mm 幅: 72.7mm 厚: 8.9mm |
質量 | 189g |
ネットワーク | 5G |
おサイフケータイ | 不明 |
防水・防塵対応 | IP67 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
認証機能 | 顔・指紋 |
SIMサイズ | nano SIM+eSIM |
値段 | 72,600円(税込) |
Pixel 8とPixel 8 Pro のスペック
8代目がPixel 8とPixel 8 Proです。
どちらもCPUがGoogle製のTensor G3を搭載し、バッテリー容量も増えています。
ただ、Pixel7と大きな違いはないようです。
Google Pixel 8 | Google Pixel 8 Pro | |
メーカー | ||
プラットフォーム | Android 14 | Android 14 |
プロセッサー 動作周波数 | Google Tensor G3 2.91+2.37+1.7GHz オクタコア | Google Tensor G3 2.91+2.37+1.7GHz オクタコア |
画面サイズ | 6.2インチ 2,400 × 1,080pix 428ppi | 6.7インチ 2.992× 1,344pix 489ppi |
メインメモリ | 8GB | 12GB |
記録装置 | 128GB/ 256GB マイクロSD: 非対応 | 128GB/ 256GB/ 512GB/ 1TB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン:50メガ + 12メガ フロント:10.5メガ | メイン:50メガ+ 48メガ + 48メガ フロント:10.5メガ |
バッテリー容量 | 4,575mAh | 5,050mAh |
サイズ | 高: 150.5mm 幅: 70.8mm 厚: 8.9mm | 高: 162.6mm 幅: 76.5mm 厚: 8.8mm |
質量 | 187g | 213g |
指紋認証 | 〇 | 〇 |
顔認証 | 〇 | 〇 |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 |
防水・防塵対応 | IP68 | IP68 |
SIMサイズ | nano SIM+eSIM | nano SIM+eSIM |
値段 | 112,900円 | 159,900円 |
Pixel 7a のスペック
Pixel 7の廉価版にあたるのがPixel 7aです。しかし、CPUがPixel 7と同じGoogle製のTensorを搭載しています。
バッテリー容量が少し、カメラはメインとフロント共に性能がアップしています。顔認証とワイヤレス充電にも対応。
Pixel 7と比較してコスパの良いモデルになっています。
Google Pixel 7a | |
メーカー | |
プラットフォーム | Android 13.0 |
プロセッサー 動作周波数 | Google Tensor G2 2.85+2.35+1.8GHz オクタコア |
画面サイズ | 6.1インチ 2,400 x 1,080pix FHD 431ppi |
メインメモリ | 8GB |
記録装置 | 128GB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン: 64メガ+13メガ フロント: 13メガ |
バッテリー容量 | 4,385mAh |
サイズ | 高: 152.2mm 幅: 72.9mm 厚: 9.0mm |
質量 | 193.5g |
ネットワーク | 5G |
おサイフケータイ | 不明 |
防水・防塵対応 | IP67 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
認証機能 | 顔・指紋 |
SIMサイズ | nano SIM+eSIM |
値段 | 62,700円(税込) |
Pixel 7とPixel 7 Pro のスペック
7代目がPixel 7とPixel 7 Proです。Pixel 6と同様にLサイズ版が同時にリリースされました。
どちらもCPUがGoogle製のTensor G2を搭載しています。
Pixel 7 Proはハイスペックということもあり、バッテリー容量は5,000mAh。顔認証が追加されています。
カメラについては、Pixelシリーズ初のトリプルレンズです。その影響で重量が200gを超えてしまいました。
Google Pixel 7 | Google Pixel 7 Pro | |
メーカー | ||
プラットフォーム | Android 13 | Android 13 |
プロセッサー 動作周波数 | Google Tensor G2 2.85+2.35+1.8GHz オクタコア | Google Tensor G2 2.85+2.35+1.8GHz オクタコア |
画面サイズ | 6.3インチ 2,400 × 1,080pix FHD 416ppi | 6.7インチ 3,120× 1,440pix FHD 512ppi |
メインメモリ | 8GB | 12GB |
記録装置 | 128GB マイクロSD: 非対応 | 128GB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン:50メガ + 12メガ フロント:10.8メガ | メイン:50メガ+ 48メガ + 12メガ フロント:10.8メガ |
バッテリー容量 | 4,355mAh | 5,000mAh |
サイズ | 高: 155.6mm 幅: 73.2mm 厚: 8.7mm | 高: 162.9mm 幅: 76.6mm 厚: 8.9mm |
質量 | 197g | 212g |
指紋認証 | 〇 | 〇 |
顔認証 | 〇 | 〇 |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 |
防水・防塵対応 | IP68 | IP68 |
SIMサイズ | nano SIM+eSIM | nano SIM+eSIM |
値段 | 82,500円 | 124,300円 |
Pixel 6a のスペック
Pixel 6の廉価版にあたるのがPixel 6aです。しかし、CPUがPixel 6と同じGoogle製のTensorを搭載しています。
バッテリー容量は4,306mAhと、Pixel 6からダウングレードしています。
カメラもトリプルからデュアルレンズに変わっていますが、その分重量が178gと軽くなって携帯性が増しています。
Google Pixel 6a | |
メーカー | |
プラットフォーム | Android 12.0 |
プロセッサー 動作周波数 | Google Tensor 2.8+2.25+1.8GHz オクタコア |
画面サイズ | 6.1インチ 2,340 x 1,080pix FHD 429ppi |
メインメモリ | 6GB |
記録装置 | 128GB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン: 12.2メガ+12メガ フロント: 8メガ |
バッテリー容量 | 4,306mAh |
サイズ | 高: 152.2mm 幅: 71.8mm 厚: 8.9mm |
質量 | 178g |
ネットワーク | 5G |
おサイフケータイ | 〇 |
防水・防塵対応 | IP67 |
ワイヤレス充電 | - |
認証機能 | 指紋(画面) |
SIMサイズ | nano SIM+eSIM |
値段 | 53,900円(税込) |
Pixel 6とPixel 6 Pro のスペック
6代目がPixel 6とPixel 6 Proです。今回は二機種ぶりにLサイズのハイスペック版が同時にリリースされました。
どちらもCPUがGoogle製のTensorを搭載しています。
Pixel 6 Proはハイスペックということもあり、バッテリー容量はシリーズ最大の5,003mAh。
カメラについては、Pixelシリーズ初のトリプルレンズです。その影響で重量が200gを超えてしまいました。
Google Pixel 6 | Google Pixel 6 Pro | |
メーカー | ||
プラットフォーム | Android 12 | Android 12 |
プロセッサー 動作周波数 | Google Tensor | Google Tensor |
画面サイズ | 6.4インチ 2,340 × 1,080pix FHD 411ppi | 6.7インチ 3,120× 1,440pix FHD 512ppi |
メインメモリ | 8GB | 12GB |
記録装置 | 128GB / 256GB マイクロSD: 非対応 | 128GB / 256GB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン:50メガ + 12メガ フロント:8メガ | メイン:48メガ+ 50メガ + 12メガ フロント:11.1メガ |
バッテリー容量 | 4,614mAh | 5,003mAh |
サイズ | 高: 158.6mm 幅: 74.8mm 厚: 8.9mm | 高: 163.9mm 幅: 75.9mm 厚: 8.9mm |
質量 | 207g | 210g |
指紋認証 | 〇 | 〇 |
顔認証 | - | - |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 |
防水・防塵対応 | IP68 | IP68 |
SIMサイズ | nano SIM+eSIM | nano SIM+eSIM |
値段 | 74,800円~ | 116,600円~ |
Pixel 5とPixel 5aのスペック
正式な5代目がPixel 5です。そして廉価版としてPixel 5a です。
Google Pixel 5 SIMフリー版(amazon)
どちらもCPUをSD765Gとコストを抑えつつ、バッテリー容量はシリーズ最大で、Pixel 5a に至って4,680mAhもあります。
カメラは、どちらもデュアルレンズです。Pixel 5a (5G)は、画面サイズが6.3インチもあるので、ほぼPixel 4 XLと同サイズの大きさです。
ただ、Pixel5は、151gと割と軽いのですが、Pixel 5a (5G)は183gもあるので
5Gがまだ普及していない現段階では、宝の持ち腐れ感もありますが、最新の技術に触れたい方には良いモデルだと思います。
Google Pixel 5 | Google Pixel 5a | |
メーカー | ||
プラットフォーム | Android 11.0 | Android 11.0 |
プロセッサー 動作周波数 | Snapdragon 765G 2.4+2.2+1.8GHz オクタコア | Snapdragon 765G 2.4+2.2+1.8GHz オクタコア |
画面サイズ | 6.0インチ 2,340 × 1,080pix FHD 432ppi | 6.3インチ 2,400 x 1,080pix FHD 413ppi |
メインメモリ | 8GB | 6GB |
記録装置 | 128GB マイクロSD: 非対応 | 128GB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン: 12.2メガ+16メガ フロント: 8メガ | メイン: 12.2メガ+16メガ フロント: 8メガ |
バッテリー容量 | 4,080mAh | 4,680mAh |
サイズ | 高: 144.7mm 幅: 70.4mm 厚: 8.0mm | 高: 156.2mm 幅: 73.2mm 厚: 8.8mm |
質量 | 151g | 183g |
ネットワーク | 5G | 5G |
おサイフケータイ | ◯ | ◯ |
防水・防塵対応 | IP68 | IP67 |
ワイヤレス充電 | 〇 | - |
認証機能 | 指紋 | 指紋 |
SIMサイズ | nano SIM+eSIM | nano SIM+eSIM |
値段 | 74,800円(税込) | 51,700円(税込) |
Pixel 4aとPixel 4a 5Gのスペック
評判の悪かったPixel 4の廉価版として、Pixel 4aがリリースされ、5G対応版としてPixel 4a 5Gがリリースされました。
Google pixel 4a SIMフリー版(amazon)
Pixel 4aは、Pixel 3aよりも、スペックアップされているのに、価格は安くなり、非常にコスパの高い機種となりました。
価格コムなどでも高い評価を得ています。
Pixel 4a 5Gは、同じ4aの名前を冠していますが、ほとんど違うスマホになっています。サイズ的にもPixel 4a XLと言っても良さそうです。
Google Pixel 4a | Google Pixel 4a 5G | |
プラットフォーム | Android 10.0 | Android 11.0 |
プロセッサー 動作周波数 | Snapdragon 730 2.2GHz+ 1.8GHz オクタコア | Snapdragon 765G 2.4+2.2+1.8GHz オクタコア |
画面サイズ | 5.81インチ 2,340 × 1,080pix FHD 444ppi | 6.2インチ 2,340 × 1,080pix FHD 430ppi |
メインメモリ | 6GB | 6GB |
記録装置 | 128GB マイクロSD: 非対応 | 128GB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン: 12.2メガ フロント: 8メガ | メイン: 12.2メガ+16メガ フロント: 8メガ |
バッテリー容量 | 3,140mAh | 3,885mAh |
サイズ | 高: 144.0mm 幅: 69.4mm 厚: 8.2mm | 高: 153.9mm 幅: 74mm 厚: 8.2mm |
質量 | 143g | 168g |
ネットワーク | 4G | 5G |
おサイフケータイ | ◯ | ◯ |
防水・防塵対応 | - | - |
ワイヤレス充電 | - | - |
認証機能 | 指紋 | 指紋 |
SIMサイズ | nano SIM & eSIM | nano SIM & eSIM |
Pixel 4とPixel 4 XLのスペック
正式な4代目のPixel 4とPixel 4 XLのスペックです。
CPUやメモリ、デュアルレンズ(広角)など少しスペックアップをしましたが、その分だけ価格も高くなり、同価格帯レベルの中華スマホと比べると割高感が強く、非常に評判の悪い機種となりました。
評価の高かったPixel 3aの後に出た事で、非常に割高なイメージになりました。ここで評価を落としたのはGoogleとしても痛かったと思います。
Google Pixel 4 | Google Pixel 4 XL | |
プラットフォーム | Android 10.0 | Android 10.0 |
プロセッサー 動作周波数 | Snapdragon 855 2.84+1.78GHz オクタコア | Snapdragon 855 2.84+1.78GHz オクタコア |
画面サイズ | 5.7インチ 2,280 × 1,080pix FHD 444ppi | 6.3インチ 3,040 × 1,440pix FHD 441ppi |
メインメモリ | 6GB | 6GB |
記録装置 | 64GB/128GB マイクロSD: 非対応 | 64GB/128GB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン: 12.2メガ+16メガ フロント: 8メガ | メイン: 12.2メガ+16メガ フロント: 8メガ |
バッテリー容量 | 2,800mAh | 3,700mAh |
サイズ | 高: 147.1mm 幅: 68.8mm 厚: 8.2mm | 高: 160.4mm 幅: 75.1mm 厚: 8.2mm |
質量 | 162g | 193g |
ネットワーク | 4G | 4G |
おサイフケータイ | ◯ | ◯ |
防水・防塵対応 | IP8 | IP8 |
ワイヤレス充電 | 〇 | 〇 |
認証機能 | 顔 | 顔 |
SIMサイズ | nano SIM+eSIM | nano SIM & eSIM |
Pixel 3aとPixel 3a XLのスペック
割高なイメージのPixel 3の廉価版モデルとして発売されたのが、Pixel 3aとPixel 3a XLです。
CPUをSD670にしたりカメラをシングルレンズにするなど、スペックを抑えた事で、価格を手ごろにした事で、非常にコスパの高いモデルとなりました。
これまでのPixelシリーズの中では一番高い評価を受けた機種でした。
また、他社製のスマホよりも軽いのが特長かもしれません。女性でも扱いやすいのがポイントです。
Google Pixel 3a | Google Pixel 3a XL | |
プラットフォーム | Android 9.0 | Android 9.0 |
プロセッサー 動作周波数 | Snapdragon 670 2.0GHz オクタコア | Snapdragon 670 2.0GHz オクタコア |
画面サイズ | 5.6インチ 2,220 × 1,080pix FHD 441ppi | 6.0インチ 2,160 × 1,0800pix FHD 402ppi |
メインメモリ | 4GB | 4GB |
記録装置 | 64GB マイクロSD: 非対応 | 64GB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン: 12.2メガ フロント: 8メガ | メイン: 12.2メガ フロント: 8+8メガ |
バッテリー容量 | 3,000mAh | 3,700mAh |
サイズ | 高: 151.3mm 幅: 70.1mm 厚: 8.2mm | 高: 160.1mm 幅: 76.1mm 厚: 8.2mm |
質量 | 147g | 167g |
ネットワーク | 4G | 4G |
おサイフケータイ | ◯ | ◯ |
防水・防塵対応 | IP52 | IP52 |
ワイヤレス充電 | - | - |
認証機能 | 指紋 | 指紋 |
SIMサイズ | nano SIM | nano SIM |
Pixel 3とPixel 3 XLのスペック
日本で初めて発売されたのがPixel 3とPixel 3 XLの二機種です。
ここでGoogleが打ち出したのが、カメラのレンズなどハード的な性能ではなくて、撮影した画像を処理するAIの能力の高さでした。
その結果、夜景モードについては、iPhoneを凌ぐ質の高さでした。現在では似たモードがiPhoneにもありますが、未だに性能ではGoogleの方が優れています。
ただ、それらを加味してもスペック的には、本体価格が割高な感じがありました。
日本向けにiPhoneに先駆けて、おサイフケータイに対応したのは良かったと思います。
Google Pixel 3 | Google Pixel 3 XL | |
プラットフォーム | Android 9.0 | Android 9.0 |
プロセッサー 動作周波数 | Snapdragon 845 2.5GHz + 1.6GHz オクタコア | Snapdragon 845 2.5GHz + 1.6GHz オクタコア |
画面サイズ | 5.5インチ 2,160 × 1,080pix FHD 443ppi | 6.2インチ 2,960 × 1,440pix FHD 523ppi |
メインメモリ | 4GB | 4GB |
記録装置 | 64GB/128GB マイクロSD: 非対応 | 64GB/128GB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン: 12.2メガ フロント: 8+8メガ | メイン: 12.2メガ フロント: 8+8メガ |
バッテリー容量 | 2,915mAh | 3,430mAh |
サイズ | 高: 145.6mm 幅: 68.2mm 厚: 7.9mm | 高: 158.0mm 幅: 76.7mm 厚: 7.9mm |
質量 | 148g | 184g |
ネットワーク | 4G | 4G |
おサイフケータイ | ◯ | ◯ |
防水・防塵対応 | IP8 | IP8 |
ワイヤレス充電 | - | - |
認証機能 | 指紋 | 指紋 |
SIMサイズ | nano SIM | nano SIM |
Pixel 2とPixel 2 XLのスペック
日本未発売の二代目のPixel 2とPixel 2 XLのスペックです。
初代から微妙なスペックアップをしていますが、性能的にライバルのiPhoneや中華系スマホには及ばない為、評価もあまり高くない機種でした。
ある意味、日本ではレアな機種でもあります。
Google Pixel 2 | Google Pixel 2 XL | |
プラットフォーム | Android 8.0 | Android 8.0 |
プロセッサー 動作周波数 | Snapdragon 835 2.35 GHz + 1.9 GHz オクタコア | Snapdragon 835 2.35 GHz + 1.9 GHz オクタコア |
画面サイズ | 5.0インチ 1,920 × 1,080pix FHD 441ppi | 6.0インチ 2,880 × 1,440pix FHD 538ppi |
メインメモリ | 4GB | 4GB |
記録装置 | 64GB/128GB マイクロSD: 非対応 | 64GB/128GB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン: 12.2メガ フロント: 8メガ | メイン: 12.2メガ フロント: 8メガ |
バッテリー容量 | 2,700mAh | 3,520mAh |
サイズ | 高: 145.7mm 幅: 69.7mm 厚: 7.8mm | 高: 157.9mm 幅: 76.7mm 厚: 7.9mm |
質量 | 143g | 175g |
ネットワーク | 4G | 4G |
おサイフケータイ | - | - |
防水・防塵対応 | IP53 | IP53 |
ワイヤレス充電 | - | - |
認証機能 | - | - |
SIMサイズ | nano SIM | nano SIM |
PixelとPixel XLのスペック
初代PixelとPixel XLのスペックです。日本未発売のため、あまり知られていない機種になります。
iPhoneが大画面サイズをリリースした事に対抗して、Pixel XLをリリースしています。
しかし、XLでも画面サイズが5.5インチと、最新のPixelシリーズより小さいのが時代を感じます。
ある意味、日本ではレアな機種でもあります。
Google Pixel | Google Pixel XL | |
プラットフォーム | Android 7.1 | Android 7.1 |
プロセッサー 動作周波数 | Snapdragon 821 2.15 GHz + 1.6 GHz クアッドコア | Snapdragon 821 2.15 GHz + 1.6 GHz クアッドコア |
画面サイズ | 5インチ 2,280 × 1,080pix FHD 444ppi | 5.5インチ 2,220 × 1,080pix FHD 441ppi |
メインメモリ | 4GB | 4GB |
記録装置 | 32GB/128GB マイクロSD: 非対応 | 32GB/128GB マイクロSD: 非対応 |
カメラ | メイン: 12.3メガ フロント: 8メガ | メイン: 12.3メガ フロント: 8メガ |
バッテリー容量 | 2,770mAh | 3,450mAh |
サイズ | 高: 143.8mm 幅: 69.5mm 厚: 8.5mm | 高: 154.7mm 幅: 75.7mm 厚: 8.5mm |
質量 | 143g | 168g |
ネットワーク | 4G | 4G |
おサイフケータイ | - | - |
防水・防塵対応 | IP53 | IP53 |
ワイヤレス充電 | - | - |
認証機能 | - | - |
SIMサイズ | nano SIM | nano SIM |
Google Pixel シリーズを一覧にまとめてみると、色々と見えてくるものがあります。
デュアルレンズをフロントにしたり、メインに戻したりや、XLシリーズの廃止やバッテリーの増量、CPUの性能などの変遷を見ると、その時の流行や性能の高さとコスト面とのバランスに苦慮している事が見えてきます。
iPhoneの牙城であるハイエンドモデル市場にチャレンジをしましたが、そのブランド力には力及ばずで、iPhone 3aの高い評価を元に、Pixel 5を見ると5G対応しながらミドルハイスペックで割安なコスパ重視のモデルでの勝負を始めたように見えます。
iPhoneがパーツの在庫セール的にリリースするiPhone SEシリーズが狙っている市場でのシェア拡大を目指しているようです。
確かにこの市場では、iPhone SEは、型落ちの性能のスマホになっていますので、Googleに勝機があるかもしれませんが、中華系スマホの独壇場でもあるので、GoogleのAIの開発力を含めたGoogleブランドの確立が急務かと思います。
Appleや中華系スマホに対抗できる日が来ることを祈りつつ、Pixel5以降の展開も楽しみです。