WEBサイトからチャットで質問できる格安SIMを調査
楽天モバイルやFREETELのWEBサイトを見ていると、右側に「お気軽にご質問ください」と表示した小さなブロックが、ずっと追跡してきます。
これは、疑問や質問のある顧客の離脱を防いで、契約へと導くための仕掛けで、最近は、色んなサイトで見かける事が多くなりました。
例えば、auでんきでも下のような追跡型のチャットボックスが導入されています。
たまに鬱陶しいと思う時もありますが、ユーザーの利便性を高める仕組みでもあるので、メーカー側の熱心さを表す指標の1つともいえます。
ということで、格安SIM12社で、追跡型のチャットを導入の有無と、どんなチャットボックスを導入しているかを調べてみました。
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追跡型のチャットを導入している格安SIM
調査前は、もっと多くの企業が導入していると思っていましたが、格安SIM12社中で4社のみと想像以上に少ない数値でした。
導入している | 導入していない |
楽天モバイル FREETEL DMM mobile mineo | OCN モバイル ONE |
意外と大手通信系やプロバイダ系、古くからの通信事業者系格安SIMのWEBサイトでは導入していませんでした。
どちらかというと、新興系の格安SIMの方が、シェア拡大のためには、導入できるものは導入しようという姿勢なのかもしれません。
追跡型チャットのデザインパターン
楽天モバイル
本田圭佑をイメージキャラクターにしている楽天モバイルなのですが、チャットには女性オペレーターの写真を使っています。
ここにも本田圭佑を使えばインパクトは大きいのにと思いますが、本田とチャットできると勘違いするファンも出てきそう。
FREETEL
FREETELは、最近、佐々木希をイメージキャラクターにして、一般での認知度向上を狙っています。
チャットには佐々木希を思わせる女性をキャラクターに起用していると思います。もしかしたら佐々木希本人かもしれないのですが、私は断言できるほど佐々木希に詳しくないので。
mineo
mineoでは、葵わかなをイメージキャラクターに起用しています。スターダストプロモーションに所属する女優さんらしいです。
ここは、葵わかなの認知度アップのためか、チャットのイメージでも起用されています。TOPのイメージとの統一感が出るので悪くはないです。
ただ、もしかしたら、葵わかなが答えてくれると勘違いする人が出てくるかもしれません。
DMM mobile
DMM mobileは、業界最安値を標榜していて、コストカットのためか、イメージキャラクターを起用していません。それ以前に、人物のイメージを使っていません。
なので、チャットボックスも文字だけでシンプルなデザインになっています。企業の考え方が出ていて面白いです。
まとめ
スクロールしてもスクロールしても、追跡してくるのは、少し鬱陶しい面もありますが、起用しているイメージキャラクターと連動したデザインなら、チャットボックスの印象も変わると思います。
しかし、千年に一人の逸材と言われた橋本環奈を起用しているU-mobileには、残念ながらチャットボックスはありませんでした。
この追跡型のチャットボックスは、何年も前から中国では当たり前のサービスとしてWEBサイトに導入されていました。
比較的人件費の安い中国では、人を集めて人力で対応をさせた方が投資額が抑えれるという事情と、国土が広いので、すべてのエリアを実店舗などでカバーするのには無理があったからのようです。
電話での問い合わせが中心だった日本でも、ここ数年は増えつつあるようなので、格安SIM業界でも導入が増えそうで、どんなタイプが出てくるか楽しみです。