Android Oneが日本に登場!シャープの507SHがY!mobileからリリース
Y!mobileからシャープ製507SHがAndroid Oneとしてリリース決定
Android スマホの特徴として、各メーカーやキャリアが自社端末向けにAndroid OSをカスタマイズされている点です。
なので、スマホごとに機能や動きに違いがあります。そして、一番の問題は、カスタマイズがされ過ぎているために、OSのバージョンアップに対応できない点です。
せっかく対応された新機能を使うには、新しいOSが入ったスマホに買い換える必要がありました。
そこで、Googleが各国のメーカーやキャリアと協力して、アップデートが随時可能な純粋なAndroid OSを搭載したスマホを開発・販売するプログラムを開始しました。これがAndroid Oneです。
Android Oneは、各国のパートナーとGoogleが協力し、その国のニーズにあった高品質なハードウェアと、Googleが考えるAndroid体験を実現するソフトウェアを兼ね揃えたスマートフォンを開発するプログラム。2014年よりスタートして以降、世界21ヶ国で展開している。
引用:Wikipedia
そして、とうとう日本でもGoogleとシャープ、Softbankが協力して、Android Oneスマホを開発しました。
それが、Y!mobileから発売されるシャープ製507SHです。
シャープのミドルスペックスマホのAQUOS Uをベースにして、日本向けの機能を一部残しつつ、純粋なAndroid OSを搭載し、次期OSのAndroid Nougatにも対応できるように、再設計されました。
Android Oneは、最低でも1回以上のOSアップデートについてGoogleに保証されたAndroidスマホなので、バージョンアップされれば新機能なども使えるようになる長く使えるスマホです。
ということで、Android One 507SHの特徴を含めて、arrows M03等とスペックを比較してみます。
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Android One 507SHの特徴
機能や特徴としては、最新のミドルスペック機と同等かそれ以上のものを搭載しています。
Android Oneの特徴として、最新のOSが利用できるので、新機能などもすぐに使えるようになります。
セキュリティアップデートにも随時対応できます。
キャップレス防水・防塵機能に対応しているので、アウトドア等でも安心して使えます。
ワンセグにも対応しているので、どこでもテレビが視聴できます。
もれなく507SHも、IGZO液晶ディスプレイを搭載しています。
1,310万画素のメインカメラを搭載しています。
Android One 507SHのスペック比較
ミドルスペック機として、さすがに割安さが特徴の中華系のP9 liteのスペックには及ばない点が多いですが、国産のミドルスペック機の雄となりそうなarrows M03と比べると、ワンランクウエのプロセッサを搭載していたり、バッテリ容量も大容量です。
重さも130g台と、かなり軽いスマホとなっています。
唯一残念なのは、日本向けながらおサイフケータイに対応しなかった点です。それ以外は優秀な国産ミドルスペックスマホとなっています。
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メーカー | シャープ | 富士通 | HUAWEI |
プラットフォーム | Android 6.0 | Android 6.0 | Android 6.0 |
プロセッサー 動作周波数 | Qualcomm MSM8952 オクタコア 1.5GHz + 1.2GHz | Qualcomm MSM8916 クアッドコア 1.2GHz | Huawei Kirin 650 オクタコア 2.0GHz + 1.7GHz |
画面サイズ | 5.0インチ 1,280×720ドット HD | 5.0インチ 1,280×720ドット HD | 5.2インチ 1,920x1,080ドット FHD |
メインメモリ | 2GB | 2GB | 2GB |
記録装置 | 16GB マイクロSDXC可 | 16GB マイクロSDXC可 | 16GB マイクロSDXC可 |
カメラ | メイン:1,310万 フロント:500万 | メイン:約1,310万 フロント:約500万 | メイン:1,300万 フロント:800万 |
バッテリー容量 | 3,010mAh | 2,580mAh | 3,000mAh |
サイズ | 高142mm 幅71mm 厚8.8mm | 高144mm 幅72mm 厚7.8mm | 幅146.8mm 奥72.6mm 厚7.5mm |
質量 | 約135g | 約141g | 約147 g |
ワンセグ | ◯ | ◯ | - |
おサイフケータイ | - | ◯ | - |
SIMサイズ | nano SIM | nano SIM | nano SIM |
カラー | スモーキーブルー ホワイト ブラック | シャンパンゴールド ピンク ブラック ホワイト | ゴールド ホワイト ブラック |
まとめ
まだ、値段が発表されていなので、コスパという面での評価は難しいのですが、スペックだけを見ると、なかなか優秀な端末のようです。
おサイフケータイ以外は、ミドルスペック機に搭載されている日本向けのローカル機能がほとんど対応しています。
iPhoneの場合は、iOSのバージョンアップがあれば、インストールできるストレージ容量さえあれば、新機能が使えるようになります。
しかし、Androidスマホの場合は、今まではそれができないので、OSのバージョンアップ=機種変というイメージでした。
Android Oneでは、機種変すること無く、使い慣れたスマホで、新OSの機能を使えるようになります。
提供される値段によっては、507SHは、ワイモバイルの名機になるかもしれません。
富士通のarrows M02ファンとしては、arrowsで出て欲しかった。